夏季は細菌が繁殖しやすく、食中毒のリスクが非常に高まる季節です。特に夏合宿などで体力が削られ、体の抵抗力が落ちているときは通常よりも感染しやすくなります。「細菌が増殖しているかもしれない食事」は絶対に口にしないよう、細心の注意を払ってください。
2026年5月の事例(大分県ラグビー合宿での集団食中毒)
大分県竹田市で開催されたラグビー合宿にて、高校生や指導者ら計86人が腹痛や発熱などの症状を訴える集団食中毒が発生しました。各チームで予防の徹底と、万が一発生した際の対応手順を必ず準備しておいてください。
食中毒予防の3原則:細菌を「つけない」「増やさない」「やっつける」
厚生労働省が推奨する3原則に基づき、チームおよび選手個人で以下の対策を徹底しましょう。
1. 細菌を「つけない」
手洗い・食器の衛生:食事の前には必ず石けんで手を洗い、清潔な食器を使用する。
残った食品の扱い:残った食品を触る前にも必ず手を洗い、清潔な容器に保存する。
衛生資材の管理:ふきん・タオルは熱湯で煮沸消毒。しっかり乾燥させたものを使用する。
2. 細菌を「増やさない」
購入後すぐ帰る:食品の買い物時は消費期限を確認し、購入後は寄り道をせずに帰る。
適切な保管:冷蔵・冷凍が必要な食品は、持ち帰ったらすぐに冷蔵庫や冷凍庫へ入れる。
室温放置は厳禁:作った料理を、長時間のあいだ室温に放置しない。
3. 細菌を「やっつける」(または避ける)
十分な再加熱:残った料理を温め直すときは、中心部まで十分に加熱する。
迷ったら捨てる:時間が経ちすぎたものや、少しでも「怪しい」と感じたものは、食べずに思い切って捨てる。
<参考情報>